航空機の安全確保と、ドローン操縦者の説明責任を明確にするために作成された世界初のドローンの国際規格の草案が、11月22日に公表されました。
国際標準化機構(ISO)は、ドローンの操縦に関する規格の草案を公表。2019年1月までコメントを受け付け、2019年内に世界中で採択される見通しとのことです。
MIT Tech Reviewによると、草案は、おおむね納得のゆく内容となっており、空港や機密に関わる場所から十分な距離を確保するために「飛行禁止区域」の設定を求め、制限区域内での飛行を阻止するために、位置情報に基づいて仮想的な境界線を設定するジオフェンシング・テクノロジーの導入を提案。さらに、飛行記録、訓練、保守管理の必要性も提唱し、操縦者にはプライバシーとデータ保護の尊重を徹底させるための規則を設定しています。また、重要事項として、人間が介入するフェールセーフ手段がすべてのドローンの飛行に対して必須であるとしており、ドローン操縦者の説明責任を確立するとのことです。
(ソース記事)MIT Tech Review https://www.technologyreview.jp/nl/the-first-worldwide-drone-standards-have-been-unveiled-to-keep-aircraft-safe/?utm_source=MIT%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC+-+%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BC&utm_campaign=32c40bef69-NewsLetter_TheDaily&utm_medium=email&utm_term=0_6f0fb6e76b-32c40bef69-194326121&mc_cid=32c40bef69&mc_eid=a157ba2223
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